夏は暑さだけでなく、高い湿度にも悩まされますね。となればつい、よく冷やした白ワインばかり選んでしまいますが、軽い赤ワインでも涼しげな印象を造りだすことができるのです。いつもより2℃ほど低めに冷やして食卓に置けば、合わせる料理の幅も広がりますよ。
(2人分)
パプリカ 赤&黄・・・各1/2個 |
ズッキーニ・・・1本 |
冬瓜・・・約200g |
たまねぎ・・・1/4個 |
しょうが(みじん切り)・・・1片 |
塩こしょう・・・少々 |
チキンスープ・・・150 cc |
白みそ・・・小さじ1 |
ミントの葉・・・5、6枚 |
旨みをプラスするみそは、主張の強い赤みそよりも、野菜の風味を活かしてくれる白みそがベターです。
若い赤ワインと合わせるなら、フレッシュ・オレンジ・ジュース1個分を加えて煮込んでみては。オレンジの爽快感が、特に冬瓜によく沁みて、ワインの酸味と調和してくれますよ。
(材料2人分)
豚ヒレ肉・・・約500~600g |
塩こしょう・・・少々 |
小麦粉・・・少々 |
溶き卵・・・1/2個分 |
コーンフレーク・・・適量 |
ししとう・・・2 |
<トマトソース>
トマト・・・小2 |
にんにく(みじん切り)・・少々 |
オリーブオイル・・・小さじ1 |
豚フィレ肉が細めの場合、フライパンで弱火のまま火を通し、オーブンを使わずに仕上げることも可能です。
「シンプルな豚肉 + トマトソース」には、軽い赤ワインがピッタリ。コーンフレークの衣は、お手軽ながら香ばしい食感が楽しめます。
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チトセ Chitose |
ワイン&フード・コーディネーター。JSA認定ソムリエ。 江戸時代から代々続く家に生まれた江戸っ子。広告代理店に勤務後、ワインに興味を抱きワインスクールへ。さらにワインと合わせる料理を学ぶべく渡仏、リッツ・エスコフィエにて製菓を含めたフランス料理全般のテクニックを習得する。 2001年に帰国し、服部栄養専門学校でワインとテーブル・マナーの講師として3年間勤務。現在は、ワイン輸入を手掛ける伴侶とともにマリアージュへの思索を深める日々を送っている。 |
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Vol.01 テーマ「ソーヴィニヨン・ブランには、優しい味わいを。」 | |
Vol.02 テーマ「辛口ロゼと、上品なスパイシー料理。」 | |